
現在各都道府県における高齢者のパーセントは、14%を超過していると言われています。
国民全体の14%を超える段階で、高齢化ということです。もちろんまんべんなく広がっているとも限りません。
こうした中、高齢者(※1)においてその多くの方々に想定されるのが運動機能の低下です
。これは曳いては歩行のための力を減退させ、やがてベッド上での生活時間が長くなることを意味しています。
いわゆる歩行拒否から始まる歩行困難(※2)です。
歩行困難な状態になると、様々なことが発生します。
家族への影響をはじめ、周囲へ求める協力は大きくなるばかりか、理解者はなかなか集りません。
とくに高齢世帯である場合、どこへ相談を持ちかけたらよいかさえ見えないことが現状なのです。
もちろんヘルパーさんやケアマネージャーさんといった方は行政より案内されますが、
意外とここへ辿り着くまでがかかるそうです。
わたし達の訪問マッサージとは、こうした高齢者をはじめとした寝たきり(歩行困難)の方を訪問、 マッサージすることを言います。この制度をご利用になる場合は療養費の支給が受けられるため、
年金に依存している世帯や介護保険徴収者扶養にある方でも圧迫は少なく、継続型のマッサージが受けられるのです。
一つめとして、訪問マッサージの効果は温泉場でのそれとは異なり、
リハビリ的運動療法として普及しております。
介護制度の中でリハビリを受療されている方も、
その施術そのものの効果をより高く引き出すための基礎的な働きがあります。
つまり通所リハビリや訪問リハビリとは別に、こうした訪問マッサージを 受療されることが更に効果的であるということです。
二つめとしては、精神面への力添えにあるとわたし達は考えています。
これは、家族が歩行困難になってしまったときに、
その家族を支える家族(介護者)への精神的な負担は理解することは想像の範囲でしょう。
ですが24時間体勢での介護が生じていることは大変な苦労であり、
何よりご本人の心中苦しみは想像を遙に超えています。
わたし達はこうした家の中に集中してしまった世界感へ、 外からの風を吹き込み、生きる喜びを少しでも多く、長く、そして希望を持てる生活を共に送りたいと願い、
訪問マッサージを推進しております。
『手からこころへ、心から手を』をスローガンに、わたしたちの活動は日々万進しております。
この技術とこころの二つが合わさり、毎日の目標に向かって互いに努力をしていくことを望んでおります。
わたし達は、皆さまからのご紹介も含めて、病院やケアマネージャーといった専門員から直接ご案内を受け、
こうした寝たきりの方を訪問しております。
わたしたちは外来治療院を辻堂駅前に開設しておりますので、 歩ける方(車椅子の方)は是非こちらまでいらしてください。 とてもリラックスできる施設ですので、ご利用いただいた皆様には喜んでいただいております。 また外来施設までお越しいただけない方(歩行困難な方)は、 訪問事業部の担当者が、ご自宅もしくは入所施設へと出張いたします。
現在の状態と環境を診に伺わせていただき、必要な項目にそってご家族と相談しながら、 説明し進めて参ります。
わたしどもは現在ご介入されている他の訪問看護スタッフのみなさまから、
介護ヘルパーさんやケアマネージャーさん等と連携をとり、
よりご安心いただけるようハートフルコンタクト制度を実施しております。
これは万が一のときにも速やかに連携連絡をとれるよう、ご本人はもとより、
ご家族の方にもっと安心していただく従事者間の普段からのコミュニティーを導入しております。
皆様の大切なご家族とともに、毎日のマッサージを通じてのお付き合い。
いろいろな発見がきっとたくさんあります。そんな四季折々の気持ちを共にしたいと願っております。
※ 1 高齢者とは70歳以上の男女。
職業の有無は関係ありません。
※ 2 歩行困難とは、年齢に関わらず、交通事故及び脳血管疾患等の後遺症による状態をさします。